2020年(令和2年)

6月1日(月)

COVID-19、コロナ禍第一波の収束が近づき本学も警戒レベルが1段階下げられた。新年度以来、これまで経験したことのない異例かつ特別な生活が何人(なんぴと)にも強いられ、既に2ヶ月が経過した。この期間、色々な思いに包まれ日々過ごしてきた。特に、これまでのライフスタイルについても思いを巡らした。このような非常事態が起きなければ考えなかったこと、関心を持たなかったことにも気持ちがおよび、ポスト・コロナの生活に向け精神面で大きな糧になったことは疑いない。そして、東日本大震災以来となる大きな価値観、人生観の変化ももたらしてくれた。これからの新生活、ゆっくりではあるが徐々に再始動し定常状態に近づけられるよう努めていきたい。

大きな制約の下ではあるが、本学のグラウンドも条件付きで使用が解禁された。昨年度3月後半以来となる。久し振りに足を踏み入れると、これまで同時期に目に止まらなかったグラウンド周囲の雑草が視界に入ってくる。使用、進入禁止であったため伸び放題の状態である。コート内、あるいはミニゲームで使用しているエリアも普段であればサッカーのスパイクに踏まれ、発芽の機会を逸している雑草が疎らに吹き出している。恐らく、最初で最後、今年独特のグランドの姿である。

本日から昼サッカーも再始動。ただし、コロナ禍の状況は以前続いており、新しいスタイル(3密回避)での昼サッカーとなる。暫くは、長距離パス、ソーシャルディスタンスを保った複数人でのリフティング…..などでしょうか。本日のお昼休みは、トラックでジョギング1人、野球(キャッチボール)2名、そして私、サッカー1名。グラウンドを4名で独占である….。

また暫く時間は掛かりそうであるが、学生さんと一緒に太陽の光を全身に浴びながら、サッカーで爽快な汗を流したい…..。